タイトルと全然関係ないけれど、前回の続きです。
あーダメだ。なんか意味不明になってきたですよ。
-----------
「・・・・・・・、・・・ット!」
――なんだろう・・・。誰かが呼んでいる気がする。
ゆっくりと目を開けると、ぼんやりと誰かが覗き込んでいるのが分かった。
「・・・んー、誰?」
「良かった、生きてるか」
――ここは、どこなんだろう・・・。
アルエットは前後の記憶が曖昧だった。その上、頭がずきずきと痛む気がしていた。その痛みのせいで思考がうまくまとまらない。
――嫌だ・・・。なにこれ・・・。
「おい!」
声に弾かれるように体を起こそうとしたが、力が入らなかった。視界は依然としてぼんやりとしたままだった。その動かない体をそっと誰かが支えた。
「無理するなっての・・・。こちらファーブニル。目的の少女を確保した。・・・ってなんだこれ? つながらねえ?」
「・・・ファー?」
「そうだ。一応、助けに来たぜ」
PR