何気なく書きたいことをまとめています。日常茶飯事、の心境風景とかです。
街中を歩いていて思うのは、空しくて騒々しい。その一言につきる。
一方自然の中を歩いていて思うのは、落ち着いている。しかし、静かでは決してないと思っている。
日常で直面する様々な問題に対して、私は事前の回答を持ちえていない。仕事でも自分でできないと思い込んだ仕事をどう落ち着いて対処できるかが、最近の私の課題になっている。もちろん、その思い込んだ仕事も落ち着いて対処すればいくらか道は切り開かれてくるものだったりする。でも、対峙した時はどうしようもなくパニックに陥り、心臓がどくどくと落ち着きなく音を立てる。落ち着こうとすればするほど、落ち着きがなくなる…という悪循環だ。
社会人になったが、いまいち自覚が出てこない。その上、仕事では時たまパニックに陥る。どうにかしたい。そう思い始めていた先、本屋で不意に手に取ったのは「禅」の本だった。中身についてはとやかく言わないが、そこで目にした「毒蛇」そして「焦っても仕方がない」という話を読んで、いくらか心が楽になった。
そして、興味がわき、外を歩いている足をそのまま図書館へと向けた。そこで読んだのは「剣と禅のこころ」。宮本武蔵の例や時代背景を語りつつ、禅と剣の話を語っている本だった。面白かったが、半分ほど読んだところで閉館時間が近くなり手をとめた。その日は、図書カードをしっかりと忘れていた。
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