今日は朝に空手、午後には昼寝と温泉となかなか充実した一日を過ごしました☆
中でも一番楽しかったのはバレンタインデーの由来を知ったことでしたね。
ウァレンティヌス卿が処刑された日。
斬首刑。
えええええっ! 何それっ! って驚きました。
チョコあげる習慣は日本の某企業の謀略とは知っていたけれど、処刑された日ってのは調べていなかったからまだ知らなかったです。もしかしたら、聞いたかもしれないけど忘れていたのかもしれない。
(でも、忘れないよねこんなこと聞いたら)
良く分からないけど、なんかその事実に胸キュンする私(笑)
黒い由来は大好きだったりします。結婚指輪だって、あれが元だって聞いた時はびっくりしました。(ある一説では、なんですけど)
でもって、今日はルペルカリア祭が始まる日です!
ウァレンティヌス卿はこの日に捧げる生贄だったみたいです(笑)
豊穣と結婚の異教の神々の祭り! もともとこっちの祭りの方が、盛大だったらしいのにすり替えられちゃったらしい可哀そうな日!(独断と偏見です)
うわー。なんかこっちの方が大好きだ!!
とゆー訳で、勝手に祝っちゃえ! むうう。来年からは2月15日が好きになりそうだ(笑)
>>季節にちなんだよーでちなんでいないよーな短編のはなし。勝手にマイ設定のオリジナル小説です。
外から光が漏れてくる。ホテルの一室に入り、ろうそくに火を灯す前に、閉じられた窓から漏れてくる光を感じて、タパは窓辺に寄った。
窓を開けると、外は夜だというのに光が溢れていた。3階の窓から見下ろせる町並みの通路という通路に、赤と青のランプを持った人があちこちに散らばっていた。こんなにもこの街に人々が住んでいたのかと思えるくらいに、街の道には光がともっていた。
「良い眺めだろ」
言葉はすぐ横から聞こえてきた。タパが顔を向けると、浅黒い肌のポニーテールの男がタパと同じように街を覗き込んでいた。名前はダッド。訳あって期間限定的にタパの道案内を頼んでいる旅の連れだ。
――まったくこの男は……。
もう少しノックをするだの、存在を気付かせてほしいものだとタパは小言を言いそうになったが、やめた。今は、そんな気分ではなかった。
「うん。なんか綺麗だ」
街の奇麗な灯火に対する素直な感動。ひねくれ気味のタパの性格でも、この情景は胸を穏やかにして余りあるほどの美しさをたたえていた。
「ルペルカーリア祭。今時こんな真面目に祝っているところってすくねえだろうな」
一方、苦虫をかみつぶしたような顔でダッドは眼下の光を眺めている。
――何か、嫌な思い出でもあるのか?
脳裏にささやかな疑問が浮かんだが、それ以上に無視できない疑問についてタパは言及した。
「あのさ。その、ルペルカーリア祭って何だ? 聞いたことがない」
「大まかに世界の宗教を大別すると三つに分かれるだろ。その一つのが勢力を拡大する前にな、昔っからあった祭りの一つだよ。まー、アレな祭りだったから廃止されるよーになったってやつだ」
相変わらず適当な説明だった。道案内を頼んでいるものの、知識はあるのかないのか建物や物事について聞いても適当な答えしか返ってこない。ガイドとしては失格もいいところだ。
「……そのアレってなんだよ。具体的な所がわかんないだろ」
タパはため息をついた。祭りにはそれぞれ目的がある。今年の豊作を祈ったり、自然災害の回避を願ったりなど。
「もうちょい大きくなったら教えてやるって」
「あ、そう。で、この国じゃその何か問題があって廃止されちゃった祭りをなんでまだ祝ってんの?」
「昔っからの慣習でな。あ、でも問題ばっかじゃねえんだぜ。それなりにいいことってのは結構あったんだ。俺もあんときゃ若かったからなぁ」
ダッドは眼下のちらちらと動く光を遠い眼で眺め始めた。
――昔を回想し始めた……。はぁ。もう話しかけても無駄かな。
タパは諦めてため息をついて窓際を離れた。美しいことは美しいがいつまでも眺めていても仕方がない。それ以上に今日、タパの体は疲れたのだった。一日中歩き回る、いや、走り回るハードワークだった。こうゆう日はさっさと眠るに限ると、ベッドに向かう。
「お、そういや、お前これからどうすんの?」
後ろを振り返って、ダッドが尋ねた。タパは一瞬足を止めて、考えた。そして、答えた。
「まだ、決めてないよ。もう少し、もう少し考えたいんだ。家に帰るにしても、この国に留まるとしても、ね」
>>>>>あとがき。
え、何これ、後日談? 的なものです。
ううう。すいません。なんかの話で書こうかなーって思ったけれど、ルペルカリア祭なんてマイナーすぎるネタじゃどんな会話になるかなんて浮かびませんでした。
祭りはまったくの想像とゆーよりかは妄想(笑)
赤と青のランプを男女が持ち、よりそって街を一周する的なお祭りを勝手に想像して書いてみました。赤が女性、青が男性。組み合わせは前もってくじ引きで決められて、やや強制的に連れ添うという内容。
(ルペルカリア祭はそんな祭りじゃないよっ!!!!!! 詳しくはWikiで調べてお願いっ!)
一応マイキャラ説明。てけとーですが。
タパ:: 異国を旅している女の子。歴史とかに興味あり。一人称は僕。
ダッド:: この国のガイドさん。やる気なし。でも、ホテルの手配とかはちゃんとする。
PR